A (🌥)朝、眼をさますと、秋空(🛺)がたかく澄んでゐた。私は早くから起きて、むかひの畑へ葡萄を取り(🥗)に出かけた。みよに大きい竹籠(🌆)を持(❕)たせてついて來(🍔)させた。私(😴)はで(🏃)きるだけ氣輕なふうでみよ(🧐)にさう言ひつけたのだ(🕴)から、(🥉)誰にも怪し(👮)まれなかつたのである。葡萄棚は畑の東南の(📆)隅に(🧤)あつて、十坪ぐら(🌐)ゐの大きさにひろが(🏳)つてゐた。葡(👼)萄の熟すころになると、よ(🎉)しずで四(🦔)方を(🧗)きちんと圍つた。私たち(💝)は(😠)片すみ(🤳)の小さ(💛)い(🐟)潛戸をあけて、かこ(📽)ひの(✔)中(➗)へはひつ(❤)た。な(🚑)かは、(🕙)ほつかり(🤹)と暖か(🕵)つた。二三匹(🚑)の(⏫)黄色い(🐝)あしながばちが、ぶんぶ(🦍)ん言つて飛んでゐた(✅)。朝日が、屋根の葡萄の葉と、ま(🔀)はりのよし(👯)ずを(⚫)透(😬)して明(🈵)る(😍)くさ(🍭)して(🛄)ゐて(🚫)、みよの姿もうすみ(🥑)どりいろに見えた(🚏)。こ(🥥)こ(🧚)へ來る途中には、私もあれこれ(🥐)と計畫して、(🚓)惡黨(🖋)らしく口まげて微(📦)笑んだりしたのであ(📣)つた(🅰)が(😖)、か(😢)う(🔂)してたつた二(😎)人きりにな(🈶)つて見る(🧦)と、あま(💲)りの氣づ(🤐)まり(🌃)から殆ど不氣嫌(💼)にな(🧑)つて了つた。私はそ(🌕)の板の潛戸をさ(🈺)へ(🦉)わざとあけ(🥅)たまま(🧝)にして(👍)ゐ(⏭)たもの(🀄)だ(🚎)。